ゴールデンウィークも明けて
ゴールデンウイークも終わりました。
私の住む青森では、近年にない大雪と寒さで雪融けが遅れ、全国的な名所である弘前城などの桜の開花が遅れ、心配されていましたが、連休直前の暖気でほぼ期間中に満開となり、ほっとした感じです。
政治の方で見れば、この連休明けから、大きな課題というよりも、先送りされてきた課題に対し、政府・与党は、6月中旬の会期末に向けて次々に結論を出していかなければなりません。まず最初に、小沢氏無罪判決を受けて(控訴の有無も多少影響するでしょうが)、党内的にどう復権させるか、またマスコミを中心に世論がどう反応するのか、興味あるところです。
続いて、連休前4月20日に参議院で問責決議を受けた、前田武志国交相と田中直紀防衛相の2人への、野田首相の対応が注目されます。2人の辞任がなければ、参議院での審議は、事実上ストップします。いろいろな与野党間の駆け引きはあるとしても、最終的には野田首相と谷垣自民党総裁をはじめとする野党側のチキンレースになると思います。
政策面を見ても、野田首相が政治生命をかける消費税・いわゆる「税と社会保障の一体改革」の行方は不透明なままですし、原子力規制庁をめぐる問題をはじめとする大災害対策、原発事故対策も、進んでいません。その一方で、大飯原発再稼動をめぐる動きにもみられるように、再稼動しない場合の夏の電力不足への具体策を決める時期も、どんどん迫ってきています。この他、TPPの問題も具体的に前進が何も見えてきていませんし、北朝鮮のミサイル発射問題、更には、欧州の経済危機の再燃懸念、イランの核開発疑惑等など、重大課題が、文字通り山積しています。
そして何より、そうした問題解決に、最終的な効果を示す解散総選挙も、衆議院の定数格差が最高裁で違憲状態とされながら、各党間の調整はほとんど進んでいません。このまま、ずるずるといけば、解散総選挙をしても、一部の選挙区に限られる気はしますが、選挙が違憲無効となる可能性が強くなるばかりです。0増5減といった簡単に選挙区定数だけを減らす改正でも、選挙区割を調整したり、有権者に周知徹底する期間を考えれば、まず最初に取り組まなければいけない課題とすら言えます。
こんな重大問題が山積みしているのに、どんな段取りで一つ一つ結論を出していくのか、全く見当がつかない状況です。まさに「決められない」民主党政権のツケがたまっている状態です。いずれにしろ、連休明けから、それぞれ何らかの結論を出していかなければならないのですが、その決め方、段取りを考えたとき、ますます国民・有権者の間に政治不信が深まるのではないかと、危惧するばかりです。
その一方で、地元でも話を聞くと、かなりの方が、「自民党は反対ばかりしていないで、対案を出したら」と言われます。マスコミ報道のやり方もあるのでしょうが、すでに出されている自民党の対案に対しての知識のない方が、多いと感じます。勿論、PR不足も否定しませんが。
連休明け、一日一日変化する政治の中で、どう対応していくか、私自身の力量も問われる時期だと思います。心して行動したいと思っています。
(5月6日記)
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