答弁「行政評価の実効性の確保について

(平成18年4月10日参議院行政監視委員会会議録より抜粋)


(前略)
風間昶
 公明党の風間です。
(中略)
○風間昶君 時間がありませんから、これはまた後でやりますので、せっかく総務副大臣においでになっていただきましたので、今国会で行政評価を真に実効性を保つために、任期中に副大臣は何をやりたいと思いますか。その決意を伺って、私、質問を終わりたいと思います。
○副大臣(山崎力君) この行政評価、いろいろな面で期待されているというふうに理解しております。
  そういった中で、やはりこの行政評価、我々するといっても、これは評価される側、すなわち各省庁がしっかり自分の仕事をするというのが最終の目的でございますので、それを資するために何をしたらいいのかという観点から、やはり政策目標をとにかく我々としてお願いしているのは、主に二つの点をまずやっていただきたいということでございまして、これは政策の自体においてもいろいろ難しい点あるんですが、少なくても政策目標をとにかく数値化できるものは数値化してくださいと。で、それを明確にして、その数値に向かってどのくらいうまくいったかといいますか、やれたかということがまず一つの目安になるでしょうという点と、それから政策の費用対効果というものを、とにかくお金で換算できるものであれば換算していただきたいということで、そういったことを二つ、とにかくできる政策科目については各省庁でやっていただきたいと。それで一つの目標達成度合いが分かるんではないか、非常にそれは国民の皆様方にとっても分かりやすい形で出てくるんではないかと。あるいは、役所にとっても、自分たちの計画がどの程度達成されたのかということの自己評価にもつながるんではないかということでお願いしているわけでございます。
  例えば、数値化で申し上げますと、農水省の関係でいえば、担い手の農地の利用集積の推進ということで、目標値を十六年度二百四十七・五万ヘクタールと、こういうことでやってくださいとか、あるいは費用対効果でいえば、警察庁、国家公安委員長に関しての……

○委員長(荒木清寛君) 時間が来ていますから、簡潔にお願いいたします。
○副大臣(山崎力君) という形で、費用に比べて、交通安全施設等の事業費に比べて四倍の効果が上がっているという数字が一つのいい例として挙げさせていただいております。
○風間昶君 ありがとうございました。終わります。
(中略)
近藤正道 社民党の近藤正道です。
(中略)
○近藤正道君 六月の総理大臣の訪米に合わせて牛肉輸入再開、これが言わば手土産的に再開されるんではないか、こういう声さえ出ています。そういう中で、今ほどの大臣の答弁だけではとても私は説明責任を果たしたことにはならないというふうに指摘をさせていただきたいというふうに思っています。
いずれにいたしましても、今回、総務省は輸入農畜産物の安全性に関する行政評価・監視をテーマにするということになったわけでございます。BSE問題がこれだけ議論になっておりますんで、是非きちっとした評価、監視をやっていただきたい。とりわけ、防疫体制の実情視察、そして主な食料輸出国の実情査察を是非私はやっていただいて、それを踏まえた政策評価をやっていただきたいというふうに思っておりますが、副大臣の所見をお尋ねいたします。
○国務大臣(松田岩夫君) 私、言えばいいんですか。
○近藤正道君 時間がありませんので。
○国務大臣(松田岩夫君) いやいや、今勝手に何か決め付けて言われたんで、ちょっと。
○近藤正道君 いいです。時間がないんですから、時間がないんですから。
○委員長(荒木清寛君) じゃ、松田国務大臣。
○国務大臣(松田岩夫君) 委員も御案内と思いますけれども、この専門調査会の御議論というものは当然公開されておりまして、それぞれの委員の方々、専門委員の方々それぞれ、それぞれの立場からいろいろ議論を述べられ、決められていっているわけでございます。別に非公開でも何でもありませんので。十分に議論をしていただいて、結論が出て運用されております。そういう意味で、今委員はちょっと、おっしゃったこととちょっと違うのではないかと思いましたので、私はあえて申し上げておるわけでございます。
委員の方々もそれぞれの立場で御判断いただいて、今回は遠慮させていただくという方もおられると承っております。そういったことを全部踏まえて中立公正、正に厳正に選ばれたものと、選んだつもりでおります。そういう意味で、もう一度御答弁させていただいたわけであります。
○副大臣(山崎力君) 今の委員の御質問でございますけれども、当方の方といたしましても、当然、輸入食品の安全性という、食の安全、安心の確保という観点から重要なものだと考えておりまして、輸入食品であれば水際での安全確保対策、これをいかに適正に行っていただくかということで、輸入される農畜水産物全般を対象とした検疫所における食品検査、動物検疫所における動物検査、植物も同様、防疫所における植物検査等の安全確保対策がそれぞれの場所で適切に行われているかどうかと、これが私どもが一番関心を持っているところでございまして、十八年度におきまして、行政評価等のプログラムにおいてこれをテーマとして取り上げて、しっかり実施させていただきたいという予定にさせていただいております。
また、海外の点もおっしゃられましたが、事の性格上、海外における実情も十分把握しなければいけないということは承知しておりまして、そういったものを踏まえた上での調査にさせていただきたいというふうに思っております。

○近藤正道君 終わります。
(後略)